光触媒とは

光触媒とは、光触媒加工された表面に、空気中を浮遊しながら近づいてくる細菌・雑菌・カビ菌・ウイルス・アレルギーやシックハウス症候群の原因となる化学物質・悪臭・ヤニ汚れなどの有害物質を光の力で分解無害化してしまう作用のことです。
光を当てることにより、「分解力」と「親水性」の作用を発揮します。
光触媒作用を示す材料は様々ありますが、酸化チタンがもっとも優れていると言われています。



光触媒の2つの特徴と用途

1. 2つの特徴

(1)分解力

強い酸化力があり有機物を分解するため、汚れや臭いの除去、抗菌作用が得られます。

光触媒の強力な酸化分解

PALCCOAT(OHラジカル)と他物質の酸化分解力の比較

(単位:volts)

(2)親水性

親水性とは表面が水に濡れやすくなること(水との親和性が高くなること)です。そのため、雨水がかかると汚れの下に入り込み、汚れが浮き上がることによって汚れが流れ落ちます。

表面に付いた水が薄く広がって水の膜をつくる状態となるため、曇り止め効果も得られます。

酸化チタンって

酸化チタンは白色の粉末(超微粒子)で古くから白色顔料として使用されています。塗料をはじめ歯科材料、歯磨粉、化粧品など、また無味無臭で人畜無害なため食品添加物(着色料)としてホワイトチョコレート、お菓子、ガムなどにも幅広く使用されています。
※正確には「二酸化チタン」ですが、食品添加物の表示で「酸化チタン」とするように義務付けられています。

有機物って

有機物は炭素を含む化合物の中で、炭素と酸素からなるもの(一酸化炭素や二酸化炭素以外)をいいます。プラスチック、木、紙などはもちろん、汚れや臭いの原因となる汚染物質、菌、ウイルス、有害揮発性ガス(VOC)、大気汚染の原因となるNoxやSoxなども有機物(有機化合物)です。

2. 酸化チタン光触媒の用途

光触媒の用途は下図のような効果により、種々の分野の製品に応用されています。

光触媒のしくみ

1.電子が酸素に結びつく

酸化チタンに光エネルギー(紫外線)が当たると、その表面から電子(-)が飛び出します。飛び出した電子は空気中にある酸素と結びつき「O2-」(スーパーオキサイドアニオン)を生成します。

2.空気中の水分から電子を奪って元に戻る

電子が飛び出した表面はプラスの電荷を帯び空気中の水分(H2O)から電子を奪い元に戻ります。一方、電子を奪われた水分は「・OH」(ヒドロキシラジカル)となります。
*電子の抜けた穴があき「プラスの穴」正孔(せいこう)と呼ばれる。また、ホールとも呼ばれる。
*H2Oと反応する前に直接、有機化合物から電子を奪い分解してしまう場合もある。

3.分解・発散

この電子の移動により出現した「O2-」と「・OH」の強い酸化分解力により、近づいてくる悪臭・汚れ付着の原因となる油分・雑菌・有害科学ガス・ウイルス・カビなど有機化合物を無害で単純な物質にまで分解し空気中に発散します。

 

4.パルクコート光触媒動画

光触媒についてわかりやすく動画でご紹介します。 日本が誇る最新技術をパルクコート施工事例で解説しております。

光触媒についてもっともっと詳しく知りたいお客様はこちらのサイト
(光触媒工業会 (PIAJ) http://www.piaj.gr.jp/roller/contents/entry/200706118)をご覧ください。